壁面緑化という方法が最近見直されて来ています

2016年1月22日

都会においては夏場ヒートランド現象も起きています

地球温暖化で最近は集中豪雨や大規模災害も多くなって来ています。都会においてはアスファルト道路に対しての太陽光線の照り返しとか、エアコンの室外機からの高温になった空気の排出などから夏場にはヒートアイランド現象も起こって来ています。風の通り道もないぐらいにビルが建ち並ぶとなると都会の環境は悪化し、緑の環境を増やす必要も出てきます。人力による打ち水も行われますが一時しのぎになるぐらいの効果しか持ちません。何か対策が必要となって来ます。

東京都の壁面緑化事業とは

東京都はこのヒートアイランド対策として緑化事業の1つである壁面緑化を進めています。これは太陽光線を遮ることで植物の蒸散作用によって壁面の温度上昇を抑える効果があります。しかしまだ施工例は少なく情報が不足しているのが現状となっています。そこでこの壁面緑化を広く及させるために東京都がガイドラインを作成して都庁の施設にそのモデルとなるものが設置されました。ガイドラインには壁面緑化の工法別の注意点やポイントとなる点、そこに適した植物の種類などが示されています。

壁面緑化は一種の省エネ対策でもあります

東京都もガイドラインを示していますが、壁面緑化は小学校の校舎の外周にアサガオやヘチマ、ゴーヤなどを上に向かって這わすことで夏場の室温上昇を抑えるというものはこれまでにも伝えられて来ていました。喫茶店などで建物の周囲にツタなどの植物を這わせる例は地方でも見られます。東京都のものは直接登攀型とか巻き付き登攀型、ユニット型などが採用されるようですがアイデア次第で効率的なものの施工も可能になると思われます。

気軽に緑が楽しめる壁面緑化。インテリア効果だけでなく、ヒートアイランド緩和効果もあります。室内の熱環境緩和や省エネなど、快適に過ごせる嬉しい効果もいっぱいです。